お家は雨、風、日光などにより少しずつ傷んできます。なかでも雨や湿気は骨組みとなる躯体を腐らせてカビや白アリの被害を受けやすくなり、耐震上の強度はなくなってしまいます。早い段階で処置をしておくと少しの工事で費用も少なくて済むのですが長年放置しておくと、躯体(柱、梁)を交換したり補強したりしなくてはならないです。
我が社はそのような傷んだ部分を取り替えたり、新設したりということを長年してきました。全部とり壊し、新築するのもいいのですが長年住まわれてきたお家を以前どおりプラス以上快適に住まわれるよう最善の提案をさせていただいています。 |
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在来の日本家屋の瓦屋根と土壁と基礎の構造は、のべ石などといった素朴な素材でつくられていて、現在の建築基準法では新築するのが難しい構造です。現在は屋根材を軽くし、建物の足元は基礎のコンクリートとしっかり緊結するのが一般的な考えですが、在来のものは建物は石の上に置いているだけで建物を自体を重い屋根で押さえつけているというイメージです。これを現在の構造のように改修しようとすると基礎や屋根の形が変わりお家そのものの雰囲気も大きく変わってしまい、また、費用も建て替えと変わらないくらいかかるのでご予算と照らし合わせて耐用年数(使用年数)をふまえた対応が必要だと考えています。 |